レース展望・予想

強豪に揉まれた経験が混戦で活きるキョウノカガヤキ(門別)

2011/11/15

16日(水)のメイン第12レースはスタリオンシリーズ「スズカマンボ賞」(2歳4-1組、1200メートル・発走予定=20時35分)。今季ラストウイークということで、特別に組まれたフルゲート16頭の2歳条件戦。まだまだ変身の余地が大きい2歳馬の多頭数戦ということで、大波乱まで想定しておいた方が良さそうな一戦です。

抜けた存在が見当たらない組合せだけに、思い切って「穴狙い」に徹しても面白そう。ということで、一発に期待は前走ようやく初勝利を挙げたばかりのキョウノカガヤキ(牝、田部和則厩舎・父タイムパラドックス)。その前走は、好発から道中いったん控えるかたちになりながら、直線で鋭く伸びての差し切り勝ち。デビューからすべて2~4着の惜敗続きに、ようやくピリオドを打ちました。とはいえ、実はそれまで戦ってきた勝ち馬のレベルは決して低くなく、4走前の1200メートルでアタマ差競り負けたブライダルコーラス(続く11月7日の川崎転入初戦を快勝して2連勝)はじめ好素質馬と勝ち負けを演じてきた実績は、今回の組合せでは決して侮れないはずです。母は2003年の道営旭川・フローラルカップを勝ち、エーデルワイス賞GIII(当時)でもクビ差2着まで追い込んだケイジーロマンという良血馬。初勝利に続く2連勝で、その素質を一気に開花させる可能性も決して小さくはないでしょう。

発馬や道中の流れ次第で、何度やっても結果が変わりそうな組合せだけに相手も決めづらいですが、内枠から先行できれば2勝目十分のセーラパシフィック(牡、廣森久雄厩舎・父トワイニング)や、この1200メートルでは過去3戦すべて3着以内で馬券に絡んでいるスパイア(牡、松本隆宏厩舎・父ワイルドラッシュ)、さらに出遅れ癖が気になるものの互角にゲートを出れば圧倒まで可能な速力を秘めているセイラ(牝、田中淳司厩舎・父スパイキュール=JRAオープン馬シャアの半妹)らにも、十分勝機はありそうです。

(文/ホッカイドウ競馬ひだか応援隊・神谷健介)


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