レース展望・予想

昇級不問の逸材ゴールドキャヴィア、デビュー2連勝へ(門別)

2011/10/26

27日(木)のメイン第12レースは、2歳オープンの「ヤングチャレンジカップII」(1700メートル・発走予定=20時35分)。

先週1200メートルで行われたシリーズI競走に続く第2弾。北海道2歳優駿JpnIIIの2週前ということで、顔ぶれはちょっと寂しい6頭となりましたが、将来性が高い逸材がそろって少数精鋭の一戦となりました。

中でも注目を集めそうなのが、前走デビュー戦を逃げ切って7馬身ちぎった逸材ゴールドキャヴィア(牝、角川秀樹厩舎)。その新馬戦は時計が出やすい不良馬場ではありましたが、とはいえ2歳レコードに0秒1まで迫る1分11秒8で駆け抜けたのは立派の一語。父ゴールドアリュール×母父コマンダーインチーフという中距離も十分こなし得る血統背景で、金沢4勝でJRAに復帰した半兄ハッピーデュランダがその後1600メートル以上の中距離ばかり使われていることから見ても、この馬が初の1700メートルも難なくクリアしてしまう可能性は十分でしょう。今回も週初めからの雨で引き続き軽い馬場状態、距離延長でもスピード勝負の展開になればデビュー2連勝を決められそう。いまオーストラリアで、デビュー以来負けなし15連勝中の国民的スター馬・ブラックキャビアが大活躍中ですが、その名馬に因んだような馬名であるこのゴールドキャヴィアが今後、連戦連勝の道を歩んでいくことになるのか。あまりにも気の早い話ですが、その走りに是非、注目していただきたいところです。

強敵はやはり実績最上位のサンレイレーザー(牡、田中淳司厩舎)。ここまで門別では4戦2勝、3着2回とすべて馬券に絡んでいる好素質馬で“日本一早く行われる2歳重賞”栄冠賞も3着と好走。その後、JRA函館・ラベンダー賞(芝1200メートル)→JRA札幌・クローバー賞(芝1500メートル)→JRA札幌・2歳500万円以下(芝1200メートル)と遠征を続けて3戦連続4着と惜しい競馬を続けてきました。スピードが問われるJRA芝レースで常に上位争いしてきた過程で、自身のスピード能力に相当磨きがかかった可能性は十分で、今の軽い馬場状態もかなりプラスに作用するはず。快足ゴールドキャヴィアに「キャリアの差」と「貫禄の違い」をみせつけるシーンもありそうです。

スピード能力は引けを取らず、距離延長さえクリアできれば勝ち負けに持ち込めて不思議ないグッドスター(牡、堂山芳則厩舎)や、1700メートルに矛先を向けてからグイグイ力をつけて上昇著しいストロングサム(牡、米川伸也厩舎)らも勝ち負けに食い込んで不思議ない能力を秘めています。少頭数ながら今後に向けて見逃せない一戦。お楽しみに!

(文/ホッカイドウ競馬ひだか応援隊・神谷健介)


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