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レース展望・予想
クラキンコvsマキノスパーク「ステイヤーズC」(門別)
2011/09/21
22日(木)のメイン第12レースは伝統の長距離重賞「第55回ステイヤーズカップ(シンボリクリスエス賞)」(H1・2600メートル、発走予定=20時35分)。
H1にふさわしい好メンバーが顔を揃えましたが、中でも注目は昨年史上初めて牝馬で道営3歳三冠を達成し、4歳になった今季も古馬中距離重賞を2勝(コスモバルク記念、星雲賞)しているクラキンコ(牝4、堂山芳則厩舎)と、昨年このレースを7馬身差で圧勝して連覇がかかるマキノスパーク(牡6、田中淳司厩舎)の対決でしょう。
実はこの2頭、昨年の道営記念で一度対戦しており、その時は3歳ながら1番人気に推されたクラキンコがゴール前で伸び切れず5着。一方、2番人気だったマキノスパークも追い込み届かず4着で“痛み分け”のような結果となったのですが、今回は「最強証明」と「連覇達成」という“お互いに譲れない”命題のクリアをかけて、長距離の頂上決戦にふさわしい走りを見せてくれるはずです。
クラキンコは2走前の道営牝馬頂上決戦・ノースクイーンカップで2歳時からの好敵手ショウリダバンザイに差し切られて2着でしたが、そこから中1週のきついローテーションで臨んだブリーダーズゴールドカップJpnIIで地方最先着の6着。次位の7着リフレックス(赤レンガ記念優勝)には1秒8もの差をつけ、さすがの地力を印象づけました。ノースクイーンカップを勝っていれば、グランダム・ジャパン古馬シーズン転戦の可能性もあったようですが、結果的には地元の古馬王道路線に専念することに。距離2600メートルは昨年の三冠ラスト・王冠賞で克服しており、ステイヤーズカップ→瑞穂賞→道営記念の“秋・完全制覇”へ好発進を決められるか注目です。
一方のマキノスパークは昨季終了後、再び南関東に移籍しましたが、昨年初重賞Vを決めたこのレースの連覇を目指して7月半ばに再転入。早い時期から目標を定めて入念に調整され、叩き台の前走・平取義経特別をキッチリ差し切って快勝し、万全の態勢で連覇に挑みます。実際、道営記念で3歳だったとはいえ三冠馬クラキンコに先着しており、得意の長距離でクラキンコを撃破する可能性も十分と言えるでしょう。
この2頭の争いに割って入るとすれば、一昨年のこのレースの勝ち馬コパノカチドキ(牡8、角川秀樹厩舎)や、昨年の王冠賞でゴール前猛然とクラキンコを追い詰めた長距離砲サムライジャパン(牡4、廣森久雄厩舎)あたりが有力。ともあれ、ここから佳境に入っていく今季のホッカイドウ競馬を楽しむ上で、絶対に見逃せない一戦です。お楽しみに!
(文/ホッカイドウ競馬ひだか応援隊・神谷健介)
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