レース展望・予想

ラブミーチャンの半弟ダブルスター重賞Vへ「イノセントC」(門別)

2011/09/05

6日(火)のメイン第12レースは2歳重賞「第11回イノセントカップ(クロフネ賞)」(H3、1200メートル・発走予定=20時35分)。7頭立てでも、将来が嘱望される高素質馬が集まって必見の一戦です。

中心に期待は新馬戦(6月29日、1200メートル・良)で、2着馬を2秒1もちぎって圧巻の大差勝ちを決めたダブルスター(牡、角川秀樹厩舎)。グランド牧場(新ひだか町)生産で母ダッシングハニー。あのNARグランプリ2009年度代表馬ラブミーチャンの弟という良血馬。父がサウスヴィグラス(フォーティナイナー系)からシニスターミニスター(シアトルスルー系)に替わり、正確には「半弟」ですが、新馬戦での圧倒的な勝ちっぷりは「もしかしたら、偉大な姉にある程度近づけるかもしれない」とすら感じさせるほど素晴らしいパフォーマンスでした。その初戦から2カ月余りかけて再調整され、満を持して臨む初めての重賞。ここでも圧巻の走りを見せてくれるなら、かなり気は早いですが、年末の大一番(川崎・全日本2歳優駿JpnI)が楽しみになってくるぐらいの逸材です。

同じ角川厩舎から挑むグランデスボスケ(牡・父フサイチコンコルド)もかなりの好素材。新馬戦(8月10日、1200メートル・稍重)ではゲートで後手を踏みましたが、スピードの違いで馬なりのまま差を詰めて4コーナー手前では早くも抜け出す態勢。330メートルの長い直線もラストまで脚色まったく衰えず、2着クラオージクンを0秒9引き離す圧勝デビューを飾ったのです。ゲートの不安を少し見せた分、捌きやすい少頭数も好材料。こちらもデビュー2連勝で“エリート街道まっしぐら”の可能性十分でしょう。

1700メートルの新馬戦(8月11日、良)で出遅れながら、2着を2秒4もちぎったグッドタイガー(牡、堂山芳則厩舎・父ブラックタキシード)も、距離短縮に戸惑わなければ同じく圧倒の可能性を秘めた高素質馬です。

1200メートルで新馬勝ち→1700メートルのオープン特別2着と底を見せていないゴールドメダル(牡、田中淳司厩舎・父ゴールドヘイロー)も、持ち前の末脚を全開できる組合せなら差し切っても驚けない能力を持ち合わせており、決して侮れません。とにかく見逃せない一戦です、お楽しみに!

(文/ホッカイドウ競馬ひだか応援隊・神谷健介)


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