レース展望・予想

イッシンドウタイ、3連勝で重賞Vなるか「栄冠賞」(門別)

2011/07/04

5日(火)のメイン第11レースは“日本一早く行われる2歳重賞”「第36回栄冠賞(マンハッタンカフェ賞)」(H2、1200メートル・発走予定=20時35分)。 14頭の好素質馬がそろって激戦必至、新馬戦(フレッシュチャレンジ)勝ち以来2戦目というキャリアが浅い出走馬も7頭に上るだけに、思わぬ高配当も十分に期待できそうな一戦でしょう。新馬戦勝ちから直行で臨む7頭も、それぞれ高い素質を感じさせる馬たちばかりで非常に魅力的ではありますが、やはりこの時期の2歳ということで2戦以上のキャリアを積んできている馬たちに分があることが、データからも明らかです。

過去5年を振り返ると、新馬戦勝ちから直行の2戦目で栄冠賞を制したのは昨年の牝馬クラーベセクレタただ1頭。ご存知の通り、同馬は今年の南関東3歳クラシックで牝馬としてはロジータ以来となる「羽田盃&東京ダービー二冠制覇」を成し遂げた女傑、いや「怪物級」だったわけで、逆に今回の栄冠賞で2戦目組の中から勝ち馬が誕生すれば、来年に向けて「超大物誕生」ということになるのかもしれません。ともあれ、2007年のこのレースの勝ち馬マサノミネルバは新馬戦2着のあと、ルーキーチャレンジ→2歳オープンと2連勝しての4戦目、08年ネフェルメモリー&09年オノユウは新馬戦→2歳オープンと2連勝からの3戦目で戴冠を果たしています。若駒であればあるほど戦歴は重要であることを如実に示しており、今回もやはりキャリア豊富な組から中心馬を見出すのが「的中への早道」だと言えるでしょう。

そうした観点からも、中心に期待はイッシンドウタイ(牡、米川昇厩舎・父スズカマンボ)。今季開幕日に行われた新馬戦・スーパーフレッシュチャレンジこそ出遅れて5着デビューとなりましたが、続く2戦目の一般未勝利(1000メートル)で発馬を決めて9馬身差と後続をちぎって初勝利を決めると、前走の栄冠賞トライアル(2着まで優先出走権)は2番手追走から直線で突き抜けて2連勝。JRA認定レース勝ちのないままオープンも楽勝という珍しい臨戦過程にはなりましたが、潜在能力の高さは実証済み。発馬も初戦以外は安定しており、多頭数の底力勝負でも上位争いに加わってくる可能性は十分だろうと判断できます。

ただ、強敵になりそうなのは新馬戦でそれぞれ素晴らしい潜在能力を感じさせた“直行組”。致命傷になりかねない出遅れから二の脚で巻き返して早め先頭、そのまま後続をちぎり捨てて圧勝したウィードパワー(牡、田中正二厩舎・父メジロベイリー)や、逃げて余裕残しの圧勝を飾ったJRAシルクメビウスの半弟ハイタッチ(牡、角川秀樹厩舎・父マイネルラヴ)、さらには差しがききづらい1000メートル戦で秀逸な瞬発力を発揮したリカチャンス(牝、原孝明厩舎・父トワイニング)らも勝機をうかがいます。

近年は競馬全体の流れと同じく「牝馬」の活躍が非常に目につく栄冠賞ですが、今季は久しぶりに牡馬が巻き返すチャンス十分の組合せになりました。また07年マサノミネルバ、09年オノユウは秋のエーデルワイス賞JpnIIIでも優勝、昨年Vのクラーベセクレタもご承知通りの大活躍ということで、今後の2歳→3歳戦線を占ううえで絶対に見逃せない“日本一早く行われる2歳重賞”です。お楽しみに!

(文/ホッカイドウ競馬ひだか応援隊・神谷健介)


※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。
※掲載されている情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性を保証するものではありません。詳しくは、オッズパークの免責事項をご確認ください。

レース展望・予想一覧
 

ページ先頭へ↑

地方競馬予想情報

地方競馬ならオッズパーク競馬