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レース展望・予想
重賞3連勝へ視界良好クラキンコ「ノースクイーンC」(門別)
2011/07/27
28日(木)のメイン第11レースはグランダム・ジャパン古馬シーズン第3戦「第10回ノースクイーンカップ」(H2・アドマイヤムーン賞・牝馬、1800メートル・発走=20時35分)です。
昨年大井からの遠征で快勝したショウリダバンザイ(牝4、林和弘厩舎)が2連覇をめざす一戦ですが、昨年史上初めて牝馬で3歳3冠を成し遂げた同期のクラキンコ(牝4、堂山芳則厩舎)が大きな壁として立ちはだかりそうです。
そのクラキンコは4歳を迎えた今季、初戦に選んだ第1回コスモバルク記念(H2)を4コーナー先頭から押し切ると、続く星雲賞(H2)は直線の激しい追い比べを制して“王道路線”の古馬重賞を2連勝中。単なる「女傑」の域はとっくに超え、「道営最強馬」の地位もほぼ固めた感もある充実ぶりを見せています。早くから決まっていた予定通りのローテーションで、3歳時よりも体質も強化されてきた現況。星雲賞の2000メートルから1ハロン短くなるのも強調材料で、ほぼ死角なしと言えそうな一戦です。この後はグランダム・ジャパン古馬シーズンを転戦する可能性もありそうで、その初戦となるこのノースクイーンカップでどんな走り、いや勝ちっぷりを見せてくれるのか。全国から熱い視線が注がれることでしょう。
強敵はもちろん、前年覇者のショウリダバンザイ。道営に帰ってきた今季は、初戦のコスモバルク記念(H2)でクラキンコをクビ差まで追い詰めて2着したものの、続く牡馬混合の星雲賞では4着、1番人気に推されたオープン特別・ファルブラヴ賞でも3着と自慢の末脚がちょっと鳴りを潜めている近況。前走までの牧場調整から、今回は入厩しての調整に切り替えたことに加え、鞍上に今季もリーディング首位を快走する服部茂史騎手を配して巻き返しを狙います。2歳時はほぼ互角の実績、3歳時も南関東牝馬クラシック1冠目の桜花賞(浦和)に、このノースクイーンカップ、そしてロジータ記念とビッグタイトルを積み重ね、クラキンコにもまったくヒケを取らない実績を積み上げてきた屈指の強豪牝馬。関係者とすれば、ここは宿敵クラキンコに一矢報いたいと強く感じている一戦でしょう。
昨年2着の実力馬ライネスゴルト(牝6、堂山芳則厩舎)は冬場の南関東転厩で調子を落としてから、なかなか本来の走りが戻ってこない近況。間隔を空けて再調整され、少しでも本調子に近づいていれば少なくとも見せ場は作れる能力レベルです。
近走オープン特別他で好走続けるマチカネオイカゼ(牝6、林和弘厩舎)、前走JRA1000万下からの転入初戦でブッチギリの圧勝を決めて門別パーフェクト連対を継続中のモンピュア(牝5、佐久間雅貴厩舎)らも上位食い込みの可能性は十分。「北の女王」を決める大一番、何とぞお見逃しなく!
(文/ホッカイドウ競馬ひだか応援隊・神谷健介)
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