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2018年2月16日   梅見月杯(SP1) (名古屋競馬)  

名古屋競馬   第11レース   大混戦なら競馬のうまいコスモナーダムから!?
全国公営競馬専門紙協会 競馬エース 幸村博之

nagoya13.jpg カツゲキキトキト不在も相まってか、手を挙げて好メンバーが顔をそろえた。どれからでもなら印の薄いところから。コスモナーダムはどうだろう。1900mの重賞勝ちこそないが、東海菊花賞でキトキトの2着、昨年のこのレースでも2着に来ている。お手馬が数頭いた岡部騎手が乗ってきたのならこの馬からでもバチは当たらない!? 遠征得意エイシンニシパ、充実一途サンデンバロン、昨年の覇者アサクサポイント、距離、相手関係にもめどテイエムシャンパン、決め手あるシャドウウィザードあたりを絡めて。

 コスモナーダムは負かすどころか2着まで失ってしまったが、それも競馬だ。この日程で使えるのが何より。地区交流でも遜色ない。「この馬にしてはやや日程が詰まっているから追い切りはセーブ気味にしたが、動き自体は良かったね。カイバの食いなんかもいいし、この馬なりに動ける状態にあるよ」。

 エイシンニシパは伸びあぐねる競馬が続いたが、兵庫の重賞での話。それもコンマ差なら評価は下げられない。5歳という馬齢も魅力だ。「ここ2走どうも反応が鈍かったので、今回はネジを巻き直してハードに攻め込んだ。その効果で最終追い切りは反応よく好時計で動けたし、気合乗りも上々でいい仕上がり。未知な好調馬は多そうだが、重賞実績から地力上位は明白だし、名古屋も昨年の名港盃を逃げ切っている。当然ここは好結果を意識しているよ」。

 サンデンバロンは昨秋の戦列復帰後は控える競馬でも結果を出してひと皮むけた。柔軟性を身につけた今ならこの距離、この相手でも! 「移籍後は1600mまでで、1900mは初距離になる。融通が利くようになった今ならとは思うけどね。相変わらず攻め駆けするように出来はいいから、スムーズに運べれば遜色ない走りができそうに思うよ」。

 アサクサポイントは能試を受けて本番に臨むのはよくやるパターン。北國王冠、東海ゴールドCの走りから衰えはないとみる。連覇も十分。「暮れのレース後にハリをしたことで乗り込みが浅かった。それで息を整えるために能試を受けた。その後もしっかりと乗ったから動ける態勢になっている。ただ、笠松と比較すると地元はもうひとつの動き。展開次第になるのかなあ」。

 テイエムシャンパンは逃げたヴェリテを差し切ると、次はサンデンバロンにも迫った。中央、道営時は短距離中心だったが、この内容なら!? 「順調で体調はいい意味の平行線だろう。距離が一気に延びた2走前の走りからすると1900mも問題ないと思うし、近走の結果からしても期待感を持っている」。

 シャドウウィザードは転入初戦同様、後方から豪快に決めた。ムラだが、芝とはいえ中央2000mのG3を走ったことのある馬だ。ハマればといったところはある。「後方からひと脚使って結果が出ましたが、今回の条件ではどうなんでしょう。果たして…」。

おすすめ買い目

馬単 11→2 2→11 11→9 9→11 11→10 10→11 11→1 1→11 11→7 7→11

 

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