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2017年5月25日   のじぎく賞 (園田競馬)  

園田競馬   第11レース   大混戦模様もクールレオの先行力に期待
全国公営競馬専門紙協会 競馬キンキ 中司 匡洋

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現在の園田馬場は、先週から比べると若干差し馬が台頭する場面も増えてはきているが、通常の馬場から比べると前残りが多い。その点を考慮すると、中心に据えたいのは先行馬。本命クールレオは、2走前の休み明けを逃げ切り勝ち。前走は番手からの競馬で3着だったが、勝ち馬、2着馬とも兵庫トップレベルの速力を誇る3歳牡馬だった。今回と同じ地方交流牝馬重賞戦だった3走前の園田QSは7着だったが、当時はスタート直後の不利もあり消化不良の競馬。反撃に期待したい。ローランドアイは、前走3コーナー手前で前が塞がる不利。元々仕掛けてからの反応が遅いタイプで、あそこから再加速というのは難しい。スムーズに立ち回れれば好機十分。さらには、連勝で勢い付くハヴアナイスディ、末脚自慢のタッチスプリント、前走牡馬相手に善戦したアペリラルビー。穴ではスダチチャン。意欲的な攻め馬消化で仕上がり良好。
 
クールレオ…1月の園田クイーンセレクションは発馬直後に挟まれる不利があり、全く流れに乗れないままだった。この中間も軽めの調整だが、これまでも速い追い切りは殆ど行っていないし、陣営の話では気合を入れすぎると却って折り合いを欠く感じになってしまうとのこと。速力を武器に一気押し切りを期待したい。

ローランドアイ…前走は3コーナー手前での不利もあったが、中間も化骨の遅れから攻め切れない状態でもあった。その点、この中間は普段の調教から今回の鞍上・宮下康騎手が跨り、入念な乗り込みを消化。そこまで速い追い切りこそ行わなかったが、調整過程は間違いなく前走以上。今回は力発揮となりそうだ。

ハヴアナイスディ…休養明けから連勝中だが、レース振り自体にも進化を見せており、タメが作りづらかった以前の走りに比べ、最近は多少引っ掛かり気味になりながらでもラスト3F38秒台の脚が使えるようになってきた。今回の距離延長でよほど折り合いを欠く形にさえなければ一発あってもおかしくない。

タッチスプリント…前走の東海クイーンCは5着だったが、雨馬場を意識してか、スタートから出して行く競馬。結果的にもこれが裏目に出たように感じる。2走前の若草賞では、現在GDJ3歳シーズン首位のスターレーンを差し切っており、当時のような末に徹した競馬に出れば巻き返しもありそうだ。

アペリラルビー…前走の駿蹄賞は4着だが、牡馬相手に加え、3コーナーの入りで進路が狭まる場面もあった。2走前の東海クイーンCでは差しの届きづらい雨馬場ながら2着しており、同じ牝馬戦のここなら差はない。

スダチチャン…出脚の遅さから展開に注文は付いてしまうが、2走前のル・プランタン賞でも結果4着とはいえ、勝ち馬とは0秒3差だった。この中間は2週続けて追い切り好時計記録。攻め強化が功を奏せば変身も。


 

おすすめ買い目

馬単 11→2 2→11 11→9 9→11 11→10 10→11 11→1 1→11 11→5 5→11

 

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