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2017年4月12日 マリーンカップ (船橋競馬) ツイート
船橋競馬 第11レース ベストの左回りマイルでホワイトフーガが復権
全国公営競馬専門紙協会 日刊競馬
【中央所属馬の評価】
ホワイトフーガは昨年のJBCレディスクラシックを制したG1馬。ここ2戦はトーンダウンに見えるが、左回り1600mは2勝の実績。今回大外枠に加え、TCK女王盃同様58キロと不安は過るが、昨夏のスパーキングレディーカップでは、左回りマイルを58キロで制しているだけに、復活の期待。
ワンミリオンスはTCK女王盃、エンプレス杯を連破し、一躍ダート牝馬路線の新星に。今回距離短縮のマイル戦だが、500万、1000万、1600万といずれもダート1400mを勝ち上がってきているだけに、問題はないだろう。ホワイトフーガと1キロ差の57キロだけが唯一の課題だろう。
パールコードはJRA8戦はいずれも芝1800~2000mで、初の地方競馬、初ダート、初のマイル戦と初物づくし。G1秋華賞2着、エリザベス女王盃4着(0.3秒差)の実績は断然だけに、初ダートでどんな競馬をするのか楽しみも不安もある。2番枠だけに、砂をかぶらないレースが出来ればいきなりも。
タイニーダンサーは昨年の関東オークス以来、勝ち星からは遠ざかっているものの、3走前のクイーン賞で2着と船橋との相性は良さそうだ。レースの流れに乗って持ち前の機動力を発揮できれば、状態は良いだけに可能性はある。
【地方所属馬の評価】
ララベルはJBCレディスクラシック除外後、クイーン賞は10着。その後放牧に出され、今回休み明け。南関東牝馬重賞【5-1-1-0】、レディスプレリュード4着の実績から、南関東の枠は既に超えている。当日の状態次第だが、覇気が戻っていれば入着以上も。
リンダリンダはTCK女王盃、エンプレス杯といずれもワンミリオンスの2着。いずれも勝ち馬よりも早めに動いての結果だけに、価値ある。マイルは【0-4-0-0】と得意の条件。あらゆる意味で"あと一歩"。
クラカルメンは昨夏のスパーキングレディーカップ5着ながら、勝ち馬から2.3秒差ではやや厳しい。昨年のこのレースも3.2秒差7着だけに、2ケタ着順続きの近況とあわせ厳しいレースになりそう。
プリンセスバリューは自在型のマイラーだが、詰めの甘さに課題ある。南関東ならしらさぎ賞2着も、交流となるとJBCレディスクラシック2.6秒差10着が今の力関係で。
高知のウエスタンバラードは、高知11勝の大半が地元C級。加えて繰り上がりで出走だけに、ダートグレード競走のレベルからは遠い。
笠松のキタノアドラーブルは地元B級を勝ちきれない現状。昨年秋のロジータ記念で1.5秒差9着だけに、ダートグレード競走では正直厳しい。
笠松のタッチデュールは昨年4着も2.4秒差。今回補欠から繰り上がって出走も、エンプレス杯11着(3.3秒差)、ダイオライト記念13着(大差)では良くて昨年並みか。
【解説者の予想】
牝馬のダートグレード競走連勝中と勢いあるワンミリオンスは、今回57キロが焦点になる。ならばTCK女王盃の3キロ差が、今回1キロ差に縮まったホワイトフーガが、58キロでも狙い目十分だ。コースは違うが、左回りマイル、58キロは昨夏のスパーキングレディーカップと同条件だけに期待できる。
相手は当然ワンミリオンスとして、初ダート、初地方競馬、初のマイル戦と"初物づくし"のパールコードが不気味な存在だ。血統的にダートはこなせそうで、砂を被らずすんなり競馬出来ればいきなりも。
リンダリンダ、タイニーダンサーも割って入る力はあるだけに、軽視は出来ない。ララベルは当日の気配に注意。
◎ホワイトフーガ
○ワンミリオンス
▲パールコード
△リンダリンダ
△タイニーダンサー
△ララベル
おすすめ買い目
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